岩松川でアオノリ漁が始まる

こんにちは! しお噴く魚です

宇和島市津島町を流れる岩松川に、春の訪れを告げるアオノリ漁が1月8日に解禁となりました。
場所は国道56号線沿いの宇和島市立津島病院前の前です。(こちら)

アオノリは海水と淡水の混じり合う岩松地区の川底で生育し、1月から2月にかけて地元の岩松
漁協組合員によって収穫が行われます。
P001.jpg
この日は漁協組合員や、その家族60人余りが岩松川に集まり、胴長を身に着け独特の形をした
手かぎを使って、川底からアオノリを収穫していました。
P002.jpg
川底からアオノリを川岸まで運ぶ作業、小石についたアオノリを剥がして広げる作業があり、
夫婦や家族で息の合った作業が必要となります。
P003.jpg P004.jpg
    流木にもアオノリが付いています         タイヤチューブにコンテナと手かぎ
P005.jpg
昨年の夏には、地元建設会社の協力でブルドーザーを使い土砂を動かしたこともあってか、
平年よりも1か月早い収穫開始となりました。
P006.jpg P007.jpg
      腰まで入って漁をする人              船の上から漁をする人とさまざま
P008.jpg P009.jpg
   ノリと小石を離すために水面で洗う            一度にこんなに穫れます

P010.jpg
                これだけ採れると思わず顔がほころびます
P011.jpg
ミカンの収穫に使うキャリーです。ミカンだと1杯20kgくらい入りますがですが、アオノリだと
30kgはありそうでした。
でも、ほとんどは小石と水を運んでいるようなものよと、おばちゃん笑っていました。
P012.jpg
すばやくアオノリと小石から剥がして、漁をしている間は軽く広げておきます。広げておかないと
ノリとノリがあたり、「もえて」品質が悪くなるそうです。
細かい気くばりがないと、香りと食味の良いアオノリが出来ないのですね。
P013.jpg P014.jpg
       アオノリを広げたところ                アオノリは水洗いしてロープに

             P016.jpg
北風が吹くなか1日2度3度とノリを裏返す作業を行い、2日くらいで天日干しが終わります。
ノリの作業をするときは仲がいいのよと、笑っていたお二人きっと仲のいい御夫婦なのでしょう。

【イベント情報】
 岩松川のアオノリ漁は、しらうお漁とともに南予の春の風物詩です。
 「しらうお」のおどり食いなどがあるイベント津島しらうお&産業まつりは、
 1月29日(日)午前10時~岩松川河川敷のおまつり河原、で開催されます。 (詳しくはこちら)

 しお噴く魚でした。

ブログランキングに参加しています。よろしかったら下のバナーを1回クリックして下さい。


更新の励みになりますので気に入っていただけたら、こちらにも1回クリックして下さい♪
スポンサーサイト



テーマ : 香川・愛媛・高知・徳島 - ジャンル : 地域情報

コメント

岩松川の風物詩

今年もはじまりましたか…アオノリ漁は風物詩ですね♪(´0`*)

夕陽に照らされる頃に行くとまた絵になりますよ!(・∀・)ノ

夕陽とアオノリ漁

maさんコメントありがとうございます。
次回の撮影では、夕陽とアオノリ漁にチャレンジしてみたいと思います。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する