吉田の御殿(番外編)

 こんにちは。今回は、以前紹介しました 吉田の御殿 (過去記事はこちら) の折に気付き、ずっと気になっていたことがありまして・・・

灯籠 003[1]

 それは、こちら。吉田町図書館から宇和島方面を望み、手前に見える 灯籠 です。

 遠目に見ても、立派な造りがわかります。

灯籠 005[1]

 灯籠側から 御殿さま を望みます。

 石造りの立派な基礎に、表面が木の本体、灯りはガラス越しに透過し、屋根瓦がのっています。高さは、約10mと言ったところでしょうか。

 う~ん、まるで御殿さまの前を照らすように(上から見下ろしていますが・・・)建っていますね。

灯籠 008[2]灯籠[1]

 そして、よ~く見ると、灯籠も御殿さまも 同じ家紋 ではありませんか! 丸の内に立て3本引き。

 この家紋は、良く知られている伊達宗家の「竹に雀」とは違いますね。 「竪三引(たてさんひき)」 と言うそうで、伊予吉田藩伊達家の家紋。現代では、仙台市がこれを市章のモデルにしているそうです。

 ということは、この灯籠もきっと図書館の建設に伴い、少し離れた高台に設置されたに違いない!

 じじい捜査員は、早速、図書館の職員さんへ聞き取りを開始。

 が、

 「図書館とは関係ないですよ」と、ばっさり・・・撃沈。

 やむなく、捜査員は現場(灯籠)へ逆戻り。 すると、本当の偶然で、知人が降りてくるではありませんか。

 出合った偶然にも驚き、近隣に住んでいると知り2重で驚き、早速、灯籠について聞いてみると・・

灯籠 006[1]

  知人:「あぁ、これ 集会所 なんよ」

 じじい:「ほ~ん、 集会所 ですか・・・・・・・ ええぇ、 集会所 なんですか!!」

 そう言えば、石造りの基礎は、半地下で中に何やら板の間がありました・・。

 どうして灯籠になっているかは知人も知らないようでしたが、自分の知る限りでは、最も 豪華で立派な集会所 なのではと思います。 

灯籠 007[1]

 最後に、灯籠としてのお姿を一枚。 やっぱり集会所には見えない・・・。

 以上、草刈じいさんでした。

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テーマ : 香川・愛媛・高知・徳島 - ジャンル : 地域情報

コメント

驚き!

最後の一枚とても素敵な写真ですね♪ヾ(^▽^*)
高校は吉田に通ってましたがついに集会所だったとは知りませんでした。驚きました!(・ω・)ノ

コメントありがとうございます。

カメラ液晶とPC画面の印象の違いに右往左往しながら、見苦しい写真(と記事)になっとりゃせんか?!といつも心配しながらアップしているので、褒めてもらえると安心します。ありがとうございます。

集会所・・・今でも信じられないのですが・・・(笑)
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