内子座で「なるほど・ザ・文楽」が開催されました

こんにちは。

内子町の内子座で、来月20日と21日に開催される「第15回内子座文楽」
を記念して、初心者向けの文楽の入門講座「なるほど・ザ・文楽」が
16日(土)に開催されました。

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文楽は、語り手である太夫(たゆう)、三味線人形の三業(さんぎょう)が
一体となって作り上げる芸能です。

伝統芸能ということで、何となく「敷居が高い」と思ってしまいがちですよね。

そこで、この日は実演を交えながら、わかりやすく基礎を解説してもらいました。

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まずは太夫。登場人物の情を語る役割です。

同じセリフを「老・若・男・女」で楽しく演じ分けてもらいました。
それぞれの印象や雰囲気、セリフの言い回しの違いがよく分かります。

マイクなしで演じるその声量の大きさにもびっくり!

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飛び入り参加した観客にも挑戦してもらいます。

西予市三瓶町から参加した学生さんは 表情も活き活きとして
とても頑張っていましたよ。

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詰めかけた約200人の観客も、まるで自分が演じているかのように
見入っています。太夫の解説と進行が楽しくて、みんなとても楽しそう。

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三味線は語り手・太夫の伴奏ではなく、
「情」が観客の心に響くように弾く役割です。

プロ自身が『地味』 とおっしゃる役まわりながら
とても面白く解説してもらいました。

全く演奏経験のない観客がチャレンジしますが・・ もちろん四苦八苦

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最後は、西予市野村町出身の吉田和生氏による
人形の解説です。

頭と体幹部を操る「主遣い」に、左手と足の担当を合わせた計3名が
絶妙の呼吸とバランスで操って初めてなめらかに動くのだそうです。

頭が動く仕組みや、手足の動きのしくみ、
その分担を3人がどのように演じ分けているかを
ゆっくり解説してくれました。

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人形の身振り手振りに加え、人形の目線の置き方がいかに重要かを
分かりやすく演じて見せていただきました。
なめらかで艶のある動きは 本当に人間のそれに見えてくるからさすがですね

「足に10年、左に15年の経験が必要」といわれるそうで、
それだけの技能に裏打ちされた芸を
ぜひ本番の公演で観てみたくなりました。

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内子座の雰囲気もすごく素敵です。

太夫、三味線、人形が一つに燃え上がる感動の舞台を
この内子座で みなさんも一度ご覧になってみませんか?

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どんぐりでした。


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コメント

文楽♪

内子座の文楽はまだ見たことがないのですが、鬼北町の「子供文楽」を見たことがあります。
鬼北町の泉小学校には「文楽クラブ」があって、小学生が一生懸命に郷土芸能を継承している姿を見て感動したのを覚えています。
それまで「文楽」って何だかよく分からなかったんですが、いつか内子座の本物の文楽も見てみたいです~

文化伝承♪

舞台に上がった学生さんは三瓶の朝日文楽を継承している子たちだと思います。
鬼北文楽も地元保存会さんの活動や小学生の総合学習など、とても熱心ですよね。
どちらもいつか見に行ってみたいと思います。

内子座は芝居小屋の雰囲気も一級品ですが、来月の公演には人間国宝の方も出演されます。
こんな身近なところで本物に触れる機会があることを
よく解っていなかったことに気づいた一日でした。
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