伊方町三崎・名取地区の石垣群です。

こんにちは。 

先日、佐田岬にある伊方町・名取地区に行ってきました。(場所はこちら

この地区は、海抜100m~150mという高い場所にあり、
遠目に見ると まるで空に浮かんだ集落、という雰囲気があります。

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元々かなり急な斜面の、それもこんな高い場所になぜ
集落が形成されたのかというと・・

1615年(元和元年)、奥州仙台の伊達家(秀宗候)が
藩主として宇和島の地に入府した折に、
軍夫として同行した人々を 宇和海の見張り役として
この地に定住させたのが始まり、とされています。

このときの人々が奥州名取郷(現在の宮城県仙台市と名取市)の
出身であったことから、名取という名が付いたのだそうです。


急峻な斜面を生活の場とするための知恵として、先人たちは
巧みに石垣を築きあげました。

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南予の海岸部に見られる石垣は「風除け」のためであることが多いのですが、
ここではその石垣が文字通り基盤となって、住家や耕作地といった
生活の場が作られています。

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この辺りの特徴でもある青石のほか、石灰石など
使われている石の種類も様々です。

南予も南部の方の石垣とは、全く違った雰囲気を感じますよ。

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途中で、このような共同の洗い場を見ることができました。

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急峻な地形ですから、地区を流れる川や沢も一気に流れ下ります。
もちろん今では上水道も整備されていますが、昔はこのような形で
貴重な水を確保し、大切に使ってきたのでしょう。
(今でも現役で活用されていますので、迷惑をかけないようにしましょうね。)

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とっっても澄んだみれいな水です!!

この地区の方がいかに水を大切にしてきたかが
偲ばれる気がします


ところで・・

ここの石垣は地元の方の生活に密着した場所だけに、
カメラを抱えて写真を撮って回るのは 少しはばかられる気がして
なるべく人家の少ない場所で撮影したのですが・・

後日、人に訊くと
「集落の中のほうに行けば、もっと見栄えのする石垣があるよ」
「もったいない」だって。

 (T_T) ソウダッタノネ・・

名取は宇和海を見下ろす眺めもすばらしく、
石垣の間を散策していると時間がゆっくりと流れるように感じるので
リベンジなどとと言い訳をしつつ、
ぜひまた写真を撮りに行ってみようと思います。


どんぐりでした。


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テーマ : 香川・愛媛・高知・徳島 - ジャンル : 地域情報

コメント

懐かしい

この夏お盆休みに名取へ帰省しました。何年経っても名取は時間がストップしてますね。これが良いんですよ。帰省した際には30数年ぷりに同級生に会う事が出来たし。久し振りに盆踊りを堪能しました。
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