岩松川の川海苔としらうお漁を見に行ってきました
こんにちは。 どんぐりです。
宇和島市津島町の岩松川で 今年も川海苔の収穫が始まったという
ニュースを聞いたので、その様子を見に行ってきました。(場所はこちら)
川海苔の収穫が行われるのは、岩松地区の国道56号沿いの場所なので、
これまでも収穫風景を通りすがりに見たことはありましたが
近くで見るのは初めてです。
私が訪れた時は15名くらいの方が収穫作業を行っていました。

ウェーダーという防水のための合羽のような物を履いていますが、
この時期の冷たい水に 胸元あたりまで浸かっての作業は大変そうですね。
長い柄のついたもので、川底の海苔を刈り取るように作業されています。

川海苔を乗せているのはタイヤのチューブを利用した浮き輪。
刈り取る道具はこのような熊手状のものと、
鎌のついたものの二種類があるそうです。
早い年には12月から収穫できるそうですが、
今年は2月3日に収穫が始まりました。
今年は海苔の生育が遅れて心配したものの、
1月末の寒波の頃に急速に伸びたとのこと。
今のところ、海苔の量も多めで
収量もまずまず期待できるのではないか、ということでした。
天候にもよりますが、収穫はだいたい3月頃まで続きます。
近くで見ると、とってもきれいです。
このように深い緑色をしているものが上質なんだそうですよ。
河原では、近くの大倉清寿(おおくら せいとし)さんが
海苔を天日干しにされていました。
よく乾くように、手作業で丁寧に海苔を広げておられました。
川海苔って、ぜんぜん生臭くないんですね。
とってもいい香りがします。
この日は、ほど良く風の通る日だったので、天日干しには最適。
今年は品質の良い海苔ができますよ、とのこと。
こうして収穫された川海苔は、岩松漁協から東京方面へ出荷されるそうです。
一方、この日は同じ岩松川で「しらうお漁」を行う光景にも出会えました。
漁をされていたのは市内の松浦利克(まつうらとしかつ)さんご夫婦。
この時は引き潮の時間帯で、時刻は昼前・・。
私は「しらうお漁」って早朝の上げ潮のときに行うもの、とばかり
思っていたので尋ねてみると、
「今年はすでに遡上したしらうおがたくさんいるようなので、こうして
引き潮時に網を立てて、下ってくるしらうおを獲る方法もあるんですよ」
と丁寧に教えていただきました。
さすがに息もぴったり
手際良く手繰り寄せた網には・・
たくさんのしらうおが!
大漁ではないですか!! お見事です。
しらうおの体は、透き通ってすごくきれいですね。
地元の料理店などに提供されるそうです。
まさしく季節限定の味ですので、皆さんも南予にお越しいただき、
ぜひ一度ご賞味くださいね!
【お・ま・け】
しらうお漁を行っていた松浦さん、
網に入ってしまった小魚やハゼ、ふぐなどを
なぜか別の容器に選り分けていたのですが・・
この魚たち、何と松野町の「おさかな館」で育てられるんだそうですよ。
おさかな館の方から依頼があり、数年前からこうしておあずけしているんだとか。
「時々、この子たちの様子を見におさかな館に行くのが楽しみなんです
」と松浦さん。
私も、岩松川の魚たちに会いに また「おさかな館」に行ってみようと思いました。
どんぐりでした。
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宇和島市津島町の岩松川で 今年も川海苔の収穫が始まったという
ニュースを聞いたので、その様子を見に行ってきました。(場所はこちら)
川海苔の収穫が行われるのは、岩松地区の国道56号沿いの場所なので、
これまでも収穫風景を通りすがりに見たことはありましたが
近くで見るのは初めてです。

私が訪れた時は15名くらいの方が収穫作業を行っていました。

ウェーダーという防水のための合羽のような物を履いていますが、
この時期の冷たい水に 胸元あたりまで浸かっての作業は大変そうですね。
長い柄のついたもので、川底の海苔を刈り取るように作業されています。

川海苔を乗せているのはタイヤのチューブを利用した浮き輪。
刈り取る道具はこのような熊手状のものと、
鎌のついたものの二種類があるそうです。

早い年には12月から収穫できるそうですが、
今年は2月3日に収穫が始まりました。
今年は海苔の生育が遅れて心配したものの、
1月末の寒波の頃に急速に伸びたとのこと。
今のところ、海苔の量も多めで
収量もまずまず期待できるのではないか、ということでした。
天候にもよりますが、収穫はだいたい3月頃まで続きます。

近くで見ると、とってもきれいです。
このように深い緑色をしているものが上質なんだそうですよ。

河原では、近くの大倉清寿(おおくら せいとし)さんが
海苔を天日干しにされていました。

よく乾くように、手作業で丁寧に海苔を広げておられました。
川海苔って、ぜんぜん生臭くないんですね。
とってもいい香りがします。
この日は、ほど良く風の通る日だったので、天日干しには最適。
今年は品質の良い海苔ができますよ、とのこと。

こうして収穫された川海苔は、岩松漁協から東京方面へ出荷されるそうです。
一方、この日は同じ岩松川で「しらうお漁」を行う光景にも出会えました。
漁をされていたのは市内の松浦利克(まつうらとしかつ)さんご夫婦。

この時は引き潮の時間帯で、時刻は昼前・・。
私は「しらうお漁」って早朝の上げ潮のときに行うもの、とばかり
思っていたので尋ねてみると、
「今年はすでに遡上したしらうおがたくさんいるようなので、こうして
引き潮時に網を立てて、下ってくるしらうおを獲る方法もあるんですよ」
と丁寧に教えていただきました。

さすがに息もぴったり

手際良く手繰り寄せた網には・・

たくさんのしらうおが!
大漁ではないですか!! お見事です。

しらうおの体は、透き通ってすごくきれいですね。
地元の料理店などに提供されるそうです。
まさしく季節限定の味ですので、皆さんも南予にお越しいただき、
ぜひ一度ご賞味くださいね!

【お・ま・け】
しらうお漁を行っていた松浦さん、
網に入ってしまった小魚やハゼ、ふぐなどを
なぜか別の容器に選り分けていたのですが・・

この魚たち、何と松野町の「おさかな館」で育てられるんだそうですよ。
おさかな館の方から依頼があり、数年前からこうしておあずけしているんだとか。
「時々、この子たちの様子を見におさかな館に行くのが楽しみなんです


私も、岩松川の魚たちに会いに また「おさかな館」に行ってみようと思いました。
どんぐりでした。
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コメント
岩松の美味
ドラマチック
へえ~岩松川のお魚が広見川のお魚館にですか。。
なんかドラマチックです~♪(´ー`*人)
なんかドラマチックです~♪(´ー`*人)
re.岩松の美味
みまさおさん、コメントありがとうございます。
大倉さん、お知り合いだったんですか。びっくりです!
突然の取材訪問にもかかわらず温かく応じてくださり、いろんなお話を教えてくださいましたよ。
岩松は人も自然も、いいところですね。
大倉さん、お知り合いだったんですか。びっくりです!
突然の取材訪問にもかかわらず温かく応じてくださり、いろんなお話を教えてくださいましたよ。
岩松は人も自然も、いいところですね。
re.ドラマチック
maさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
地元のいろんな場所同士に"意外な繋がり"があるものなんですね。。。おさかな館に行く魚たちをそっと大切そうにより分けている松浦さんの姿が印象的でした。
コメントありがとうございます。
地元のいろんな場所同士に"意外な繋がり"があるものなんですね。。。おさかな館に行く魚たちをそっと大切そうにより分けている松浦さんの姿が印象的でした。
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天然物は、やはり一味違い、いつも大変美味しく頂いています。
岩松川の漁と言えば、やっぱり大倉さんですね!