宇和島市津島町岩松の町並みを歩いてみました。
こんにちは。
今回は「岩松どぶろく横丁の秋まつり」の「町並み散策会」で岩松の町並みを見て回りましたので、ご紹介したいと思います!

北灘湾に注ぐ岩松川・・・。
岩松【場所はこちら】はかつて江戸時代から昭和初期まで内海航路の港街として栄えていました。
作家・獅子文六の小説「てんやわんや」の舞台となった町としても有名ですよね。

こちらは「西村邸(西村酒造)」です。
岩松で最大規模の町屋の一つで、岩松で3件あった蔵元の一つです。
銘柄は「金丸」で、昭和40年代まで酒を造っていたそうですよ。

写真は住宅部分です。
この奥に酒蔵があり、今回の秋祭りのメイン会場になっております。
本当に立派な造りで歴史を感じさせますね。
こういったイベントの時にしか中が見られないのがもったいない・・・。

こちらは「内山醤油店」です。
昭和4年の建築で、現在も醸造業を営んでいます。
洋風な造りで、正面の装飾が美しいですね

こちら、右が「三好旅館」です。
2階の屋根が二重になっているのは、昔3階建てだったものを2階建てに改装したからだとか・・・。
そして左が「西崎本店」。
明治4年の建築だそうですよ。こちらも早くから醸造業を営んでいたそうです。

こちらは「阿部邸(阿部酒造)」です。
明治40年頃建築の酒造業の蔵元で、銘柄は「三壽」。
岩松の3件の蔵元で一番最後まで酒造りをされていたそうです。

阿部酒造を横からパチリ。
店舗・住居部分から奥に中庭、そして蔵へと続いていく重厚なつくりです。
この住居部分ですが、岩松のこのような住居の天井は、曲線を付け中央部分を高くした「舟底天井」の家が多いそうです。
舟底天井は台風から家屋を守るようできるだけ家の高さを低く抑えた家で、広く暮すための知恵であり、船大工が多くいたこの土地ならではのものらしいですよ。

こちらは「楠本邸」。元富田医院だそうです。
大正期の洋風建築だそうです。
こういった洋風の建物が残されているのも岩松ならではでしょうか。

こちらは「小西本家」です。
岩松の繁栄を支えていたこの大庄屋小西家。小西家は家業の拡大とともに5つの分家に分かれていたそうで、かつては小西家の所有地を通るだけで岩松から御荘(愛南町)まで行けたと言われるほどだったとか・・・ほほ~。
この建物は本家小西家の建物として唯一現存しているものだそうです。

その小西家の近く、小西家跡地の石垣です。
宇和島石という砂岩を使ったこの石垣、富士山の形になっているのが分かりますか?
元々加工しやすい石だったということもあるのでしょうが、この精巧な石積み・・・見事な職人技ですね。

さて、こちら左手は岩松の典型的な長屋形式の町屋だそうです。
そして、奥に見えるのは「臨江寺」。小西家の菩提寺です

臨江寺の山門。総ケヤキ造りで、上部の櫓窓が面白いですね。

最後は「大畑旅館」。元東小西邸だそうです。
大正期の建築で、獅子文六が小説「てんやわんや」を書いた部屋があるそうですよ。
・・・さて、まだまだ紹介したいところはあるのですが、この辺で・・・
駆け足の紹介になりましたが、ここ岩松はかつての繁栄振りが色濃く残っている、いい雰囲気の町並みだと思いますよ。
また時間があればゆっくり回りたいと思いました。 GONでした。
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今回は「岩松どぶろく横丁の秋まつり」の「町並み散策会」で岩松の町並みを見て回りましたので、ご紹介したいと思います!

北灘湾に注ぐ岩松川・・・。
岩松【場所はこちら】はかつて江戸時代から昭和初期まで内海航路の港街として栄えていました。
作家・獅子文六の小説「てんやわんや」の舞台となった町としても有名ですよね。

こちらは「西村邸(西村酒造)」です。
岩松で最大規模の町屋の一つで、岩松で3件あった蔵元の一つです。
銘柄は「金丸」で、昭和40年代まで酒を造っていたそうですよ。

写真は住宅部分です。
この奥に酒蔵があり、今回の秋祭りのメイン会場になっております。
本当に立派な造りで歴史を感じさせますね。
こういったイベントの時にしか中が見られないのがもったいない・・・。

こちらは「内山醤油店」です。
昭和4年の建築で、現在も醸造業を営んでいます。
洋風な造りで、正面の装飾が美しいですね

こちら、右が「三好旅館」です。
2階の屋根が二重になっているのは、昔3階建てだったものを2階建てに改装したからだとか・・・。
そして左が「西崎本店」。
明治4年の建築だそうですよ。こちらも早くから醸造業を営んでいたそうです。

こちらは「阿部邸(阿部酒造)」です。
明治40年頃建築の酒造業の蔵元で、銘柄は「三壽」。
岩松の3件の蔵元で一番最後まで酒造りをされていたそうです。

阿部酒造を横からパチリ。
店舗・住居部分から奥に中庭、そして蔵へと続いていく重厚なつくりです。
この住居部分ですが、岩松のこのような住居の天井は、曲線を付け中央部分を高くした「舟底天井」の家が多いそうです。
舟底天井は台風から家屋を守るようできるだけ家の高さを低く抑えた家で、広く暮すための知恵であり、船大工が多くいたこの土地ならではのものらしいですよ。

こちらは「楠本邸」。元富田医院だそうです。
大正期の洋風建築だそうです。
こういった洋風の建物が残されているのも岩松ならではでしょうか。

こちらは「小西本家」です。
岩松の繁栄を支えていたこの大庄屋小西家。小西家は家業の拡大とともに5つの分家に分かれていたそうで、かつては小西家の所有地を通るだけで岩松から御荘(愛南町)まで行けたと言われるほどだったとか・・・ほほ~。
この建物は本家小西家の建物として唯一現存しているものだそうです。

その小西家の近く、小西家跡地の石垣です。
宇和島石という砂岩を使ったこの石垣、富士山の形になっているのが分かりますか?
元々加工しやすい石だったということもあるのでしょうが、この精巧な石積み・・・見事な職人技ですね。

さて、こちら左手は岩松の典型的な長屋形式の町屋だそうです。
そして、奥に見えるのは「臨江寺」。小西家の菩提寺です

臨江寺の山門。総ケヤキ造りで、上部の櫓窓が面白いですね。

最後は「大畑旅館」。元東小西邸だそうです。
大正期の建築で、獅子文六が小説「てんやわんや」を書いた部屋があるそうですよ。
・・・さて、まだまだ紹介したいところはあるのですが、この辺で・・・
駆け足の紹介になりましたが、ここ岩松はかつての繁栄振りが色濃く残っている、いい雰囲気の町並みだと思いますよ。
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