「千鳥」・「花神」の宇都宮酒造さんに行ってきました。
こんにちは。 どんぐりです。
今回は、歴史の街、西予市宇和町卯之町にある
「宇都宮酒造株式会社」さんをご紹介します。(場所はこちら)
創業が明治43年(1910年)といいますから・・
今年がちょうど創業100年なんですね!

宇都宮酒造さんといえば、まず有名なのが この「千鳥」ですね。
口当たりはやわらか、香りもほのかでどんなものにもよく合うお酒です。

「千鳥」のこのラベル、『念ずれば花開く』『二度とない人生だから』
などの詩で有名な詩人、故・坂村真民先生の書なんですよ。
お店には額に飾ってありましたので、そちらもパチリ。

「愛媛産には愛がある」の文字も坂村先生の書ですよね♪
先生の書でラベルを作れるなんて、すごいですねえ!
さて、こちらも有名な「花神(かしん)」。
愛媛県産米の「しずく媛」を使用し、桃色酵母という天然の素材用いて
ピンク色のお酒を造り上げました。
紅白の2種類があり、紅はロゼワインのような風味、
白は酵母EK-1を使用した辛口純米酒に仕上がっています。

実は、花神もその名前にすごいエピソードがありまして・・
名付け親は何と、宇和島にもゆかりの深い司馬遼太郎先生なんだそうです!
お店には、このお酒についての紹介が飾ってあったのですが・・

桃色酵母を使い、花のようなピンク色をしたこのお酒を造り上げた社長さんは、
司馬先生の小説「花神」と地元宇和の地と間に強い縁を感じ、
このお酒の名前は「花神」しかない!との想いから、何と司馬先生に
お酒と手紙(直訴状?? 本人曰く「ラブレター以上に切々と想いを込めた」とか)
をお送りし、「花神」の名の使用について快諾を得たんだそうです。
社長さんの行動力。。 すごすぎます m(_ _)m
優しい笑顔のこの方が 4代目当主、宇都宮社長さんです。

仕込みの始まったお忙しい時期にも関わらず、快く取材に
応じていただきました。(ありがとうございます)
お話も面白いですが、酒造りへの情熱がすごく感じられる
エネルギッシュな方でした。

創業から100年ですが、蔵は別の蔵元で使われていたものを
昔に解体、移築したそうで、そこから数えれば築150年以上になるそうです。

これは洗米機。空気の泡を入れた水でソフトに、お米に優しく洗うのだとか。

洗米機の傍らにはストップウォッチが。
お米を入れてから引き揚げるまでの時間を正確にカウントしているんだって。
秒単位ですか・・。 すごい。

これは「こしき」と呼ばれ、お米を蒸す時に用いる装置です。

「木の桶だ!」と感動していると、
熱伝導性の良い桶の場合、桶の中に蒸気を入れた時に
桶のふちに当たっているお米が先に溶けてしまうため
断熱性に優れた木の桶を使っているんだと 教えていただきました。

こちらは分析・品質検査を行う場所。
紛れもなく実験室ですね。

部屋の片隅にあったのは、日本語が一つも使われていない、ぶ厚い研究資料。
蔵元さんはこうして日々研究し、挑戦しているんですね。

この日、一番感動したのが 仕込み中の新酒の樽・・

その香りを初体験させていただくことに・・

雑菌が入らないように少しだけ開けた樽にそっと近づくと・・ !!!

甘~いお米の香りと、極めてやわらか~い日本酒の香り
「ふくよかな甘い香り」って、こういうのをいうのかな!?
甘酒のような甘ったるい香りか、あるいは濃厚な日本酒の香りがするのかな、
なーんて想像(というより覚悟)していましたが、まったく別物ですね!!
香りをかいだ瞬間、「んふっ
」って、思わず顔がほころんでしまいました
(人がいなければ タンクに顔をつっこんでしまったかも・・それほどいい香りです。)
新酒の初しぼりの時期が ますます待ち遠しくなりました

仕込みに日本の名水100選に選ばれた「宇和の観音水」を使用した
宇都宮酒造のお酒を、一度ご賞味ください。
写真にはありませんが、他にも「大和楽(だいわらく)」
「月の滴」「おとろし」など人気のお酒があります。
【宇都宮酒造株式会社】
場所 愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目254-1
電話 0894-62-0117
どんぐりでした。
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今回は、歴史の街、西予市宇和町卯之町にある
「宇都宮酒造株式会社」さんをご紹介します。(場所はこちら)
創業が明治43年(1910年)といいますから・・
今年がちょうど創業100年なんですね!

宇都宮酒造さんといえば、まず有名なのが この「千鳥」ですね。
口当たりはやわらか、香りもほのかでどんなものにもよく合うお酒です。

「千鳥」のこのラベル、『念ずれば花開く』『二度とない人生だから』
などの詩で有名な詩人、故・坂村真民先生の書なんですよ。
お店には額に飾ってありましたので、そちらもパチリ。

「愛媛産には愛がある」の文字も坂村先生の書ですよね♪
先生の書でラベルを作れるなんて、すごいですねえ!
さて、こちらも有名な「花神(かしん)」。
愛媛県産米の「しずく媛」を使用し、桃色酵母という天然の素材用いて
ピンク色のお酒を造り上げました。
紅白の2種類があり、紅はロゼワインのような風味、
白は酵母EK-1を使用した辛口純米酒に仕上がっています。

実は、花神もその名前にすごいエピソードがありまして・・
名付け親は何と、宇和島にもゆかりの深い司馬遼太郎先生なんだそうです!
お店には、このお酒についての紹介が飾ってあったのですが・・

桃色酵母を使い、花のようなピンク色をしたこのお酒を造り上げた社長さんは、
司馬先生の小説「花神」と地元宇和の地と間に強い縁を感じ、
このお酒の名前は「花神」しかない!との想いから、何と司馬先生に
お酒と手紙(直訴状?? 本人曰く「ラブレター以上に切々と想いを込めた」とか)
をお送りし、「花神」の名の使用について快諾を得たんだそうです。
社長さんの行動力。。 すごすぎます m(_ _)m
優しい笑顔のこの方が 4代目当主、宇都宮社長さんです。

仕込みの始まったお忙しい時期にも関わらず、快く取材に
応じていただきました。(ありがとうございます)
お話も面白いですが、酒造りへの情熱がすごく感じられる
エネルギッシュな方でした。

創業から100年ですが、蔵は別の蔵元で使われていたものを
昔に解体、移築したそうで、そこから数えれば築150年以上になるそうです。

これは洗米機。空気の泡を入れた水でソフトに、お米に優しく洗うのだとか。

洗米機の傍らにはストップウォッチが。
お米を入れてから引き揚げるまでの時間を正確にカウントしているんだって。
秒単位ですか・・。 すごい。

これは「こしき」と呼ばれ、お米を蒸す時に用いる装置です。

「木の桶だ!」と感動していると、
熱伝導性の良い桶の場合、桶の中に蒸気を入れた時に
桶のふちに当たっているお米が先に溶けてしまうため
断熱性に優れた木の桶を使っているんだと 教えていただきました。

こちらは分析・品質検査を行う場所。
紛れもなく実験室ですね。

部屋の片隅にあったのは、日本語が一つも使われていない、ぶ厚い研究資料。
蔵元さんはこうして日々研究し、挑戦しているんですね。

この日、一番感動したのが 仕込み中の新酒の樽・・

その香りを初体験させていただくことに・・

雑菌が入らないように少しだけ開けた樽にそっと近づくと・・ !!!

甘~いお米の香りと、極めてやわらか~い日本酒の香り

「ふくよかな甘い香り」って、こういうのをいうのかな!?
甘酒のような甘ったるい香りか、あるいは濃厚な日本酒の香りがするのかな、
なーんて想像(というより覚悟)していましたが、まったく別物ですね!!
香りをかいだ瞬間、「んふっ


(人がいなければ タンクに顔をつっこんでしまったかも・・それほどいい香りです。)
新酒の初しぼりの時期が ますます待ち遠しくなりました


仕込みに日本の名水100選に選ばれた「宇和の観音水」を使用した
宇都宮酒造のお酒を、一度ご賞味ください。
写真にはありませんが、他にも「大和楽(だいわらく)」
「月の滴」「おとろし」など人気のお酒があります。
【宇都宮酒造株式会社】
場所 愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目254-1
電話 0894-62-0117
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