津島 満願寺の子持ち柿
こんにちは。 どんぐりです。
今回は、宇和島市津島町岩淵にある満願寺をご紹介します。
(場所はこちら)

ここ満願寺は、八十八ヶ所の札所ではありませんが、
四国遍路絵図において、札所と同格扱いとされる数少ない番外のひとつです。
(慈眼寺、取星寺、仙龍寺など、ここを含め番外は7カ所しかありません)
門を入ってすぐ右側の六地蔵が出迎えてくれます。

本堂は、入って左側にありました。

この日は8月15日。ご住職は大変お忙しいようでご不在でしたが、奥さんがいらっしゃったので、こちらで行われる諸行事のこと、紅葉がきれいな秋の様子など、いろいろなお話をお聞きすることができました。
とても明るくて気さくな方でした
さて、ここ満願寺には、愛媛県指定の有形文化財が二つもあるんですよ。
まず一つは

観世音菩薩坐像です。

先ほどの本堂正面にありました。

高さ約90センチの一木造の坐像です。 とっても穏やかなお顔ですね。
もう一つは

本堂前の広場から小さな石段を上がった薬師堂にある

薬師如来像です。
高さ102.5cmの座像だそうで、西予市の山田薬師、島根県の一畑薬師とともに、行基(作家:ぎょうき)菩薩作の一木一体一刀三礼の「三大薬師」と言われています。
但し、(旧)津島町教育委員会の説明には平安時代中期の作と書かれているように、後の鑑定で平安時代藤原期の作と言うのが定説になっているそうです。
保存状態も良好なんだそうですが・・。
・・え? 画像ですか?
ごめんなさい(T_T)
この薬師像、33年ごとにお披露目されるものらしく、
今回は見ることができませんでした。
写真も入手できず。
前回が昭和57年ですから 次は・・平成27年ですね。
満願寺にお越しになれば、ご住職がお書きになった本の中に薬師如来像の写真がありますので、ご覧になれますよ。
さて、気を取り直して・・
今回、こちらに来た理由がもうひとつ。
このお寺には県指定の天然記念物でもある
「二重柿」があるのです。
(しかし、どこにあるのか見つけにくいんだな、これが。)
しばらく見まわしていると、大師堂のそばに二重柿の看板を発見。


よく見ると、その横にあるじゃないですか、柿の木が

柿の実の内部に、また別の実ができると言う珍しいものです。
弘法大師が行脚の折りに当地を訪れ、杖を置いた場所にこの木が育ったとの言い伝えがあります。
夫婦でこの柿を食べると子宝に恵まれるといわれ、妊婦さんが食べると安産になるとか。
そのため、柿の実を分けてほしいという申し込みが多く寄せられているそうです。

高さは約16.7m、樹齢は約300年。
ご住職の奥さん曰く、相当な古木のため、やっとのことで身を付けているんだとか。
さらに強風などで落果するものも多く、近年は実を付ける数も少ないそうで・・
下から見上げてもなかなか見つけられません。
うーん、これでは申し込んでも入手困難、というのもうなずけますね。

あっ、ありました!
まだ青いですね。
このときで直径4センチ程度。
しかも木の下から確認できたのは ほんの数個でした。
どうか ちゃんと熟しますように・・
・
・
・
ということで、二重になった実の中をお見せすることができなかったので
こちらをどうぞ!

二重柿をモチーフにした 津島町高田の菓子舗「保田家」の
その名も”二重柿”です
もちろん、満願寺の二重柿を使用しているわけではありませんが、
本物の干し柿の中に白いお餅が入っています。

実は私、干し柿の味が大の苦手なんですが・・ おや? これ、いけますよ
あっさりしてしつこくない味です。この干し柿だったら何個もいけそう
和菓子だけに お茶とよく合いました
(1個160円)
是非一度、お試しくださいね。
満願寺に来られた時のおみやげには ぴったりでしょう?
(保田家の場所はこちら)
おまけですが・・
ここ保田家のお菓子で私のお気に入りをひとつ。
「ボンバー」といいます。シュークリームなんですが、

サックサクの生地の上にはホロホロっとした繊細な生地が・・
この食感がいいんですよ。
で、中には甘さやや控え目のカスタードクリームがたっぷり。
写真は帰宅後に冷蔵庫で保存したあとのため、とろーり感が
うまく出せませんでした(T_T)
購入後、なるべくお早めにお召し上がりいただくのが
おススメです!(1個180円)

どんぐりでした。
【光雲山 満願寺 (臨済宗妙心寺派)】
愛媛県宇和島市津島町岩淵甲1657
電話;0895-32-2897
【御菓子処 保田家】
愛媛県宇和島市津島町高田丙157-3
営 業;8時~20時
定休日;不定休
電 話;0895-32-2456
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今回は、宇和島市津島町岩淵にある満願寺をご紹介します。
(場所はこちら)

ここ満願寺は、八十八ヶ所の札所ではありませんが、
四国遍路絵図において、札所と同格扱いとされる数少ない番外のひとつです。
(慈眼寺、取星寺、仙龍寺など、ここを含め番外は7カ所しかありません)
門を入ってすぐ右側の六地蔵が出迎えてくれます。

本堂は、入って左側にありました。

この日は8月15日。ご住職は大変お忙しいようでご不在でしたが、奥さんがいらっしゃったので、こちらで行われる諸行事のこと、紅葉がきれいな秋の様子など、いろいろなお話をお聞きすることができました。
とても明るくて気さくな方でした

さて、ここ満願寺には、愛媛県指定の有形文化財が二つもあるんですよ。
まず一つは

観世音菩薩坐像です。

先ほどの本堂正面にありました。

高さ約90センチの一木造の坐像です。 とっても穏やかなお顔ですね。
もう一つは

本堂前の広場から小さな石段を上がった薬師堂にある

薬師如来像です。
高さ102.5cmの座像だそうで、西予市の山田薬師、島根県の一畑薬師とともに、行基(作家:ぎょうき)菩薩作の一木一体一刀三礼の「三大薬師」と言われています。
但し、(旧)津島町教育委員会の説明には平安時代中期の作と書かれているように、後の鑑定で平安時代藤原期の作と言うのが定説になっているそうです。
保存状態も良好なんだそうですが・・。
・・え? 画像ですか?
ごめんなさい(T_T)
この薬師像、33年ごとにお披露目されるものらしく、
今回は見ることができませんでした。
写真も入手できず。
前回が昭和57年ですから 次は・・平成27年ですね。

満願寺にお越しになれば、ご住職がお書きになった本の中に薬師如来像の写真がありますので、ご覧になれますよ。
さて、気を取り直して・・
今回、こちらに来た理由がもうひとつ。
このお寺には県指定の天然記念物でもある
「二重柿」があるのです。
(しかし、どこにあるのか見つけにくいんだな、これが。)
しばらく見まわしていると、大師堂のそばに二重柿の看板を発見。


よく見ると、その横にあるじゃないですか、柿の木が


柿の実の内部に、また別の実ができると言う珍しいものです。
弘法大師が行脚の折りに当地を訪れ、杖を置いた場所にこの木が育ったとの言い伝えがあります。
夫婦でこの柿を食べると子宝に恵まれるといわれ、妊婦さんが食べると安産になるとか。
そのため、柿の実を分けてほしいという申し込みが多く寄せられているそうです。

高さは約16.7m、樹齢は約300年。
ご住職の奥さん曰く、相当な古木のため、やっとのことで身を付けているんだとか。
さらに強風などで落果するものも多く、近年は実を付ける数も少ないそうで・・
下から見上げてもなかなか見つけられません。
うーん、これでは申し込んでも入手困難、というのもうなずけますね。

あっ、ありました!

このときで直径4センチ程度。
しかも木の下から確認できたのは ほんの数個でした。
どうか ちゃんと熟しますように・・

・
・
・
ということで、二重になった実の中をお見せすることができなかったので
こちらをどうぞ!

二重柿をモチーフにした 津島町高田の菓子舗「保田家」の
その名も”二重柿”です
もちろん、満願寺の二重柿を使用しているわけではありませんが、
本物の干し柿の中に白いお餅が入っています。

実は私、干し柿の味が大の苦手なんですが・・ おや? これ、いけますよ

あっさりしてしつこくない味です。この干し柿だったら何個もいけそう

和菓子だけに お茶とよく合いました

是非一度、お試しくださいね。
満願寺に来られた時のおみやげには ぴったりでしょう?
(保田家の場所はこちら)
おまけですが・・
ここ保田家のお菓子で私のお気に入りをひとつ。
「ボンバー」といいます。シュークリームなんですが、

サックサクの生地の上にはホロホロっとした繊細な生地が・・
この食感がいいんですよ。
で、中には甘さやや控え目のカスタードクリームがたっぷり。
写真は帰宅後に冷蔵庫で保存したあとのため、とろーり感が
うまく出せませんでした(T_T)
購入後、なるべくお早めにお召し上がりいただくのが
おススメです!(1個180円)

どんぐりでした。
【光雲山 満願寺 (臨済宗妙心寺派)】
愛媛県宇和島市津島町岩淵甲1657
電話;0895-32-2897
【御菓子処 保田家】
愛媛県宇和島市津島町高田丙157-3
営 業;8時~20時
定休日;不定休
電 話;0895-32-2456
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