内子町旧満穂村の旅!(屋根付き橋・石畳地区)【前編】

こんにちは。
今回は内子町の旧満穂村に行ってきました。

満穂村・・・と聞いてもピンとくる方は少ないのでは・・・内子町の北西部、肱川の支流麓川流域の論田、河内、袋口、石畳は昭和30年に内子町に合併するまで満穂村という村でした。

そこは今でも屋根付き橋が残り、棚田を中心とした農村風景が広がるのどかな地域です。
今回は石畳地区を中心に屋根付き橋水車など、何かこうホッとできるところを色々見てきましたので2回に分けて報告します。


まず訪れたのは屋根付き橋の「田丸橋」です。(場所はこちら
内子町中心部から伊予市方面へ車を走らせ、田中橋交差点(ここ)で左折しましょう。
5kmほど走れば着きます。
地区としては河内地区になります。

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田んぼへ続く道にありました。「田丸橋
杉皮葺きの屋根付き橋で、昭和19年に作られたそうです。


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橋桁を斜めに渡した木材で支えて、橋脚が省かれています。これは、昭和18年に洪水で前の橋が流された時に橋脚に流木がからまって流された経験から、地元大工さんの工夫で川を跨ぐようなこのような形になったということです。

そういえばこの橋、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」のテレビドラマ化の際にロケ地として使われたそうですよ。


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橋から見る川の流れは穏やかです。


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橋にイラストがありました。
かつてはこの様に倉庫代わりに使われていたんでしょうかねえ。でも、ちょっと通りにくそうですね・・・。


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続いてやってきたのは「下の宮橋」です。(場所はこちら

この橋は昔の・・・ではなく、平成6年に架けられた橋ですね。


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この橋は土地改良事業の中山間ふるさと・水と土保全モデル事業により架け換えられた・・とありました。
事業主体は・・・愛媛県ですね・・お疲れ様です。


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橋から見る川の流れです。先程の田丸橋からは随分上流に来ております。
少し写真では分かりにくいですが、ちょうどここで川が合流しておりました。
水が澄んでいます。


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後ろの田んぼの風景と合っていますね。
今後何十年と年月を経て、さらにこの景観に溶け込んでいくことでしょう・・・。


・・・さて、屋根付き橋を2本紹介して、これからいよいよ石畳地区へ向かうのですが、少し長くなりそうなのでここから先は後編!でお届けしたいと思います。

石畳地区といえば以前しだれ桜をご紹介しましたね。おぼえていますか?(記事はこちら
このしだれ桜以外にも色々ありました石畳地区・・・。

次回後編をお楽しみに!!          GONでした。

【追記】

 内子町の中心部から田丸橋への行き方、所要時間について参考までにルートを載せておきます。
 (ルートはこちら
 内子町役場内子分庁舎から車で10分、距離は5キロ程度です。


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