松野町の天才俳人・芝不器男記念館です~

こんにちは!PONです
河後森城に引き続き、今回も松野町から「芝不器男記念館」のご紹介です~
JR松丸駅から旧松丸街道方面へ向かっていくと、左手にすぐ案内板があります。
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不器男は昭和初期の俳壇に彗星のごとく現れ、その天賦の才で注目を浴びていましたが、病気のため26歳という若さでこの世を去ります。
生涯で残した句は175句と少ないですが、叙情味あふれた句は今でも多くの人々に愛され、彼の命日には毎年「芝不器男俳句大会」が開催されています。
記念館は不器男の生家を町が譲り受け改修整備したもので、一見ごくごく普通の民家のよう

門

門をくぐって中へ進みますと・・
庭①

すごい立派なお庭が!綺麗に刈りそろえられた木々と、小さな池もありました。鳥の声やご近所の子供の声が聞こえて心和みますなぁ~

庭③

向かって右が記念館です~。
当時の様子が忍ばれる趣たっぷりのたたずまいです。
 
記念館の中は撮影はダメかな?と思い写真はないのですが、故郷を離れた地で家族にあてた直筆の手紙や日記俳句の短冊が展示されていました。
字がとても繊細で、細やかな感性を持った人だったのだなぁと感じます。
直筆ではないのですが、展示物の不器男を特集した記事の中で紹介されていた「かの窓のかの夜長星ひかりいづ」という句がとても印象的でした。
亡くなる数ヶ月前に読まれた句で、病床の窓からみる星がまだ元気だったころの「かの窓」から見た「かの星」と重なって見える・・不器男の切なく悲しい気持ちがじわっと伝わってきました

2階の窓から裏庭をパチリ。
庭④

不器男さんもここから外を眺めたのかなぁ~

ちなみに裏庭には旧松丸街道にある記念館の裏門から行けます。
門

句碑
ここ記念館を含め、記念館周辺には不器男の句碑が設置された「俳句の小怪」があちこちに整備されています。
(この写真は記念館裏庭にある④番目の句碑です。)
自然豊かな景色を眺めながら、不器男の俳句を巡ってみてはいかがでしょうか。

でわでわPONでしたっ


※芝不器男記念館※
住  所:愛媛県北宇和郡松野町大字松丸258番地
開館時間:9:00~17:00
休館日 :水曜、年末年始
入館料 :¥200 中学生以下無料
団体割引:¥150(大人20人以上)



全然関係ないのですが帰りによった「おさかな館」ですごい可愛こちゃんを見つけましたので我慢できずのっけます。

カワウソ

コツメカワウソのキクちゃん

か・・カワイイすぎる・・・(´д`)

※おさかな館※
詳しくはHPへ⇒http://www.morinokuni.or.jp/osakanakan/osakanakan.html


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