水郷大洲の臥龍山荘

先日、愛媛県大洲市にある臥龍山荘へ行ってきましたので、紹介します。

臥龍山荘を紹介する前に、おいらの住んでる宇和島市三間町は、1月13日から、がいな(方言:すごいの意)雪です。その様子がこれ↓
自宅前の景色
午後7時現在の様子ですが、まだまだ雪が降っていますので、朝方にはもっと積もってそうです。

さて、画龍山荘ですが、パンフレットによると、城下町大洲の東端、臥龍淵に臨む約3000坪の山荘で、現在の山荘は、明治の貿易商であった河内寅次郎が10年かけて築いたものです。
臥龍の由来は、第3代大洲藩主加藤泰恒が「蓬莢山が龍を臥す姿に似ている」ことから”臥龍”と命名したといわれているそうです。
この肱川河畔の景勝地に初めて庭園を造ったのは、藤堂高虎の重臣、渡辺勘兵衛だそうです。幕末まで歴代藩主の遊賞地でしたが、自然に荒れていくままだったところを、明治30年頃、河内寅次郎がこの土地を購入して手を加えたそうです。
臥龍山荘の黒門前
上の写真が臥龍山荘の黒門前です。
臥龍山荘の案内板
案内板です。
観覧料:大人500円、小人(中学生以下)200円
開館日:通年開館(年末を除く)
観覧時間:9時から17時(終了30分前に札止めするそうです。)
臥龍院から見た庭園風景
臥龍院の壱是の間(いつしのま)から庭園を撮った写真です。
ちなみに、臥龍院の内部は撮影禁止になっています。
臥龍院は、河内寅次郎が構想10年、工期4年で作り上げた木造茅葺寄棟造平屋で、内部には、玄関、迎礼の間、霞月(かげつ)の間、壱是の間、清吹(せいすい)の間があります。内部の色々な所で匠の心配りが見られ、その造りを楽しむことができると思います。是非、ご覧になってください。
知止庵
知止(ちし)庵の写真です。
昭和24年に浴槽から茶屋に改造したそうです。
「知止」の扁額は第10代大洲藩主の加藤泰済の筆だそうです。
不老庵
不老庵の写真です。臥龍淵を足下に見る崖の上に造られた茅葺寄棟平屋建で、天井は河面の月光を反射さす巧妙な趣向が施されているそうです。他にも生きた槇の木を使った捨て柱などの造りや不老庵から見る景色などを楽しむことが出来ます。

また、先日オープンした「大洲歴史探訪館」は、NHK大河ドラマ「竜馬伝」に合わせて、大洲藩と坂本龍馬に関する資料を3月末まで展示しており、「ポコペン横丁」や「おはなはん通り」など魅力ある観光名所の近くにありますので、この機会に訪れてみてはどうでしょうか?
以前紹介した「ポコペン横丁」の記事はこちら
大洲歴史探訪館
上の写真が「大洲歴史探訪館」で、下の写真が「おはなはん通り」です。
おはなはん通り

以上、三間米大好き二名っ子でした。

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