内子五十崎の凧博物館に行ってきました
こんにちは。 どんぐりです。
今回は、内子町五十崎にある「五十崎凧博物館」へ出かけてみました。(場所はこちら)
「南予にきさいやスタンプラリー(激走編)」でGОNさんがここにも
寄られていましたね。(そのときの記事はこちら)
![IMG_7829[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/e/h/i/ehimekennanyo/201009140120559b9.jpg)
毎年5月の連休頃に行われる五十崎の大凧合戦といえば、
昭和41年に県の無形民俗文化財の指定を受けている
南予を代表する伝承行事のひとつです。
館内はには国内外の凧が常時400点ほど展示されています。
収蔵品は約3000点にも上るそうです。
初めに出迎えてくれたのは、天井から見下ろす連凧の龍。
こんな重そうな頭で飛べるんでしょうか・・
飛べるのだとしたら驚きです。

入り口付近には外国の凧が並びます。
動物や魚を模した派手なデザインのものが多いです。
ひときわ目を引くのが この二つ。



とても鮮やかです。
ただ、船の形の凧なんて、どの向きでどうやって上げるのでしょうね。
![IMG_7643[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/e/h/i/ehimekennanyo/20100914013024712.jpg)
このふくろうは立体的でしょ?

日本の凧のコーナーに来ると、勇壮な絵柄が並んでいました。
これは福島の凧で 源頼朝を描いています。

こちらは秋田県能代。画面いっぱいに表情を描いていて迫力があります。

他にも武者絵がたくさん。凧というより、絵を見にきたかのよう
こちらは青森の南部凧。

いずれも、錦絵のような武者絵や歌舞伎絵など
華やかな凧絵を書く江戸凧の流れをくむものだとか。
軸に結んでいる糸目の数や、その長さも
いろいろ違うんですね。

次の写真の右側の凧で、だいたい大人の背丈と同じくらい。
子供にはちょっと 迫力ありすぎかも。

神奈川の秦野だるまは 難しい顔をしていますが

その年の豊作を願って春のれんげ畑で上げるのだそう。

歌舞伎の隈どりをデザインしたこの凧、シンプルで好きかも。
永谷園・・って感じがするのは 私だけ?

勇壮な武者絵だと思いますが・・ 魔物に食べれれているようにも見えます。
(いっぱい見てたら、次第に「面白いもの探し」みたいな
様相を呈してきました・・)

気分を変えて上を見上げると、大きな凧が。

滋賀県東近江市の八日市大凧でした。
縦5.7m、横5.4mとかなり大きいですね。重さ約40キロ。
この大きさだと、だいたい20人であげるそうですよ。

博物館の凧の展示スペースはこんな感じ。
これだけの数の凧を一度に見られる場所は、
そうそう 無いと思いますよ。

これぞ五十崎、という印象があります。

五十崎の凧上げ合戦といったら、ガガリと呼ばれる道具を糸に仕込み
相手の凧糸を切りあうのが特徴的ですよね。
以前からどんなものか見てみたかったのですが、さすがに
ちゃんと実物が展示してありました!
![IMG_7726[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/e/h/i/ehimekennanyo/2010091402291808a.jpg)
この金具がそうです。真ん中の糸をかけている部分で、相手の糸を切るそうです。
写真右側の延長上に凧が付き、写真左側の延長上を凧を揚げる人が持つ形になります。
以前はいろんな形があったそうですが、切られた後で落ちてきても
怪我をしないよう、観光協会によってこの形に統一されているそうです。
あと、凧を作る工程や作業道具、
実際に凧を上げるときに使われる道具なども展示してあります。


それから、ここでは無料で凧上げをさせてもらえるそうですよ。

これから秋に向けて 涼しくなってきたら
博物館の目の前にある河川敷広場あたりで凧上げができたら
気持ちいいのではないでしょうか。
良かったら皆さんも 一度お出掛けください。
【五十崎 凧博物館】
場 所:愛媛県喜多郡内子町五十崎甲1437
開館時間:9:00~16:30(最終入館)
休 館 日 :①毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館しています)
②年末年始(12/29~1/2)
入 館 料:個人 一般300円、小中学生150円
団体 一般230円、小中学生120円
(団体は20名以上)
どんぐりでした。
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今回は、内子町五十崎にある「五十崎凧博物館」へ出かけてみました。(場所はこちら)
「南予にきさいやスタンプラリー(激走編)」でGОNさんがここにも
寄られていましたね。(そのときの記事はこちら)
![IMG_7829[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/e/h/i/ehimekennanyo/201009140120559b9.jpg)
毎年5月の連休頃に行われる五十崎の大凧合戦といえば、
昭和41年に県の無形民俗文化財の指定を受けている
南予を代表する伝承行事のひとつです。
館内はには国内外の凧が常時400点ほど展示されています。
収蔵品は約3000点にも上るそうです。
初めに出迎えてくれたのは、天井から見下ろす連凧の龍。
こんな重そうな頭で飛べるんでしょうか・・
飛べるのだとしたら驚きです。

入り口付近には外国の凧が並びます。
動物や魚を模した派手なデザインのものが多いです。
ひときわ目を引くのが この二つ。



とても鮮やかです。
ただ、船の形の凧なんて、どの向きでどうやって上げるのでしょうね。
![IMG_7643[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/e/h/i/ehimekennanyo/20100914013024712.jpg)
このふくろうは立体的でしょ?

日本の凧のコーナーに来ると、勇壮な絵柄が並んでいました。
これは福島の凧で 源頼朝を描いています。

こちらは秋田県能代。画面いっぱいに表情を描いていて迫力があります。

他にも武者絵がたくさん。凧というより、絵を見にきたかのよう

こちらは青森の南部凧。

いずれも、錦絵のような武者絵や歌舞伎絵など
華やかな凧絵を書く江戸凧の流れをくむものだとか。
軸に結んでいる糸目の数や、その長さも
いろいろ違うんですね。

次の写真の右側の凧で、だいたい大人の背丈と同じくらい。
子供にはちょっと 迫力ありすぎかも。

神奈川の秦野だるまは 難しい顔をしていますが

その年の豊作を願って春のれんげ畑で上げるのだそう。

歌舞伎の隈どりをデザインしたこの凧、シンプルで好きかも。
永谷園・・って感じがするのは 私だけ?

勇壮な武者絵だと思いますが・・ 魔物に食べれれているようにも見えます。
(いっぱい見てたら、次第に「面白いもの探し」みたいな
様相を呈してきました・・)

気分を変えて上を見上げると、大きな凧が。

滋賀県東近江市の八日市大凧でした。
縦5.7m、横5.4mとかなり大きいですね。重さ約40キロ。
この大きさだと、だいたい20人であげるそうですよ。

博物館の凧の展示スペースはこんな感じ。
これだけの数の凧を一度に見られる場所は、
そうそう 無いと思いますよ。

これぞ五十崎、という印象があります。

五十崎の凧上げ合戦といったら、ガガリと呼ばれる道具を糸に仕込み
相手の凧糸を切りあうのが特徴的ですよね。
以前からどんなものか見てみたかったのですが、さすがに
ちゃんと実物が展示してありました!
![IMG_7726[1]](http://blog-imgs-43.fc2.com/e/h/i/ehimekennanyo/2010091402291808a.jpg)
この金具がそうです。真ん中の糸をかけている部分で、相手の糸を切るそうです。
写真右側の延長上に凧が付き、写真左側の延長上を凧を揚げる人が持つ形になります。
以前はいろんな形があったそうですが、切られた後で落ちてきても
怪我をしないよう、観光協会によってこの形に統一されているそうです。
あと、凧を作る工程や作業道具、
実際に凧を上げるときに使われる道具なども展示してあります。


それから、ここでは無料で凧上げをさせてもらえるそうですよ。

これから秋に向けて 涼しくなってきたら
博物館の目の前にある河川敷広場あたりで凧上げができたら
気持ちいいのではないでしょうか。
良かったら皆さんも 一度お出掛けください。
【五十崎 凧博物館】
場 所:愛媛県喜多郡内子町五十崎甲1437
開館時間:9:00~16:30(最終入館)
休 館 日 :①毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館しています)
②年末年始(12/29~1/2)
入 館 料:個人 一般300円、小中学生150円
団体 一般230円、小中学生120円
(団体は20名以上)
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テーマ : 香川・愛媛・高知・徳島 - ジャンル : 地域情報
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その絵柄。色使い。芸術的です。。
それを今に残していることが伝統なんですね…
無形民俗文化財。納得です♪
家族は、じいちゃんばあちゃんと何回も見にいってるんですが、自分だけまだ見たことがありません。。
行ってみたいですね~(´∇`*)